CRUD

CRUDは、Wikipediaによると

CRUD(クラッド)とは、ほとんど全てのコンピュータソフトウェアが持つ永続性の4つの基本機能のイニシャルを並べた用語。その4つとは、Create(生成)、Read(読み取り)、Update(更新)、Delete(削除)である。

wikipedia:CRUD

とのこと。

「R」はRetrieveの略だと思っていたのですが、Readの略とするほうが一般的なようです。

ReadはWriteと対にして読み込み/書き込みとして使いたい用語なので、CRUDの「R」はRetrieveの方がよいかなと思いますが、 Retrieveという単語はあまり馴染みがないので、分かりにくいのかもしれません。

「D」についてはDestroyとする場合もあるようですが、Destroyという単語が恐ろしいのであまり使いたくありません。 プログラミング言語によっては、Deleteが予約語になっている場合もあるので、無理矢理Destroyを当てはめてみたという感じがします。

CRUDは、データベースへのアクセスの分析に使われることが多いようですが、SQLのINSERT,SELECT,UPDATE,DELETEと 微妙に合っていたりズレていたりするので、混乱しやすいように感じます。 データベースへのアクセス分析するときは、CRUDではなく、I(nsert),S(elect),U(pdate),D(elete)でよいように思います。

CRUDは「クラッド」と言いやすいので、使いたくはなりがちですが。

まあ、CRUD図とかCRUD分析とかはほとんどしたことがないのですが。